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OS Xの諸設定
Mail.app の SMTP サーバリストから不要なものを削除する方法 / OS X における hosts ファイルの設定 / ユーザのホームフォルダの移動方法 / Windows Server 2003 のファイル共有への接続 / 複数ファイルの一括ロック解除 / SheepShaver で PowerBookG4 の JIS キーボードの配列を正しく認識させる方法 / Java2 SE 5.0 Release4 を適用後,Xcode で Swing アプリケーション/アプレットを作成すると,実行時に "UnsupportedClassVersionError (Unsupported major.minor version 49.0)" というエラーが発生する件 / Java2 SE 5.0 Release4 を適用すると Swing アプリケーションでクリックが効かなくなる件
OS X のターミナルの設定
デフォルトシェルの変更方法 / ターミナルで日本語入出力を可能にする方法 / OS X 付属の emacs で日本語入出力を可能にする方法 / OS X 付属の ruby を最新版に置き換える方法
OS X の X11 関連の設定
X で日本語を用いるアプリケーションに対応する / パスの設定 / .xinitrc の準備 / Gnuplot のインストール / Fink のインストールと初期設定 / Fink を使った GIMP のインストール / GIMP で日本語を表示可能にする / Kterm, Canna, Kinput2 のインストール / Mono のインストール

OS X の諸設定

Mail.app の SMTP サーバリストから不要なものを削除する方法

/Library/Scripts/Mail Scripts/Manage SMTP Servsers.scpt

を開き,「実行」をクリック。

[追記] Panther の Mail.app からは,GUIで削除することができるようになりました。

OS X における hosts ファイルの設定

OS X では,/etc/hosts を書き換えるだけではホスト設定は変更されない。コマンドライン から次のように設定する。

例えば,hosts.txt という名前の hosts ファイルを用意する。それから,次のように読み込む。

niload hosts . < hosts.txt

hosts の設定は,次のように確認する。

nidump hosts .

ただし,デフォルトでは,DNS の方が NetInfo の設定よりも優先されてしまう。従って,UNIX でいうところの /etc/host.conf の order 設定のように,名前解決の検索順を指定する必要がある。これは,ターミナルから次のように行う。

sudo nicl . create /locations/lookupd/hosts LookupOrder CacheAgent FFAgent NIAgent DNSAgent NILAgent

それぞれの意味するところは,

この設定を行った後,再起動が必要である。

ユーザのホームフォルダの移動方法

MacOS Tips というサイトに,画像を多用したより分かりやすい説明があります。

ユーザのホームフォルダを,別パーティションなどに移動させたい場合には,次のように行う。

まず,ルートユーザを有効にする。NetInfo マネージャ→セキュリティ→ルートユーザを有効にする で root を有効にし,root でログインする。

ターミナルを起動し,ユーザフォルダをコピーする。例えば,/Users/taylor を /Volumes/Data/Users/taylor に移動させたい場合には,

ditto -v -rsrcFork /Users/taylor /Volumes/Data/Users/taylor

とする。

その後,元のディレクトリ /Users/taylor を改名または削除する。

その後,元の場所から後の場所へ,シンボリックリンクを張る。

ln -s /Volumes/Data/Users/taylor /Users

最後に,NetInfo マネージャ→ /users/taylor を選択し,プロパティ home の値を /Volumes/Data/Users/taylor に設定する。

Windows Server 2003 のファイル共有への接続

まず,Windows側の NetBIOS over TCP/IP が有効になっていることを確認する。

[ローカルエリア接続]のプロパティ → インターネットプロトコル(TCP/IP) → プロパティ → 詳細設定 → WINS → NetBIOS設定 が,「既定値」になっていることを確認する。

Windows Server 2003 は,デフォルトではSMBパケットにデジタル署名を要求する。このため, OSXから「サーバへ接続」を行っても,認証で失敗する。

これの対処方法は,TurboLinux 10 の場合の対処方法が参考になる。(以下リンク先から引用)

Windows Server 2003をPrimary Domain Controller(PDC)とするActive Directory環境でも試してみたが、PDCのGuestアカウントが無効の場合、ドメインのID・パスワードで認証を通過できない。これは10D側の問題というより、Windows Server 2003の、SMBパケットにデジタル署名を要求する仕様に起因している。PDCのレジストリ内で「\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\ Services\ lanmanserver\parameters」の「requiresecuritysignature」値を0に変更すれば解決できるが、ドメインのセキュリティポリシ次第ではそれも困難だろう。

複数ファイルの一括ロック解除

多数のファイルがロックされていて削除できないときは,

chgflags nouchg hoge1.txt hoge2.txt

などとしてロック属性を解除する。必要に応じて sudo すること。

また,特定のディレクトリ以下を再帰的にロック解除したいならば,

chgflags -R nouchg hoge_dir

とすればよい。

chgflags コマンドの詳細は,terminal 簡易リファレンス や man chgflags を参照のこと。

SheepShaver で PowerBookG4 の JIS キーボードの配列を正しく認識させる方法

まず,~/.sheepshaver_prefs に

keyboardtype 22

を記述。次に,keycodes.sdl の,# Quartz の末尾に

93 93 # \
94 94 # _
102 102 # Eisuu
104 104 # Kana

を追加。

Java2 SE 5.0 Release4 を適用後,Xcode で Swing アプリケーション/アプレットを作成すると,実行時に "UnsupportedClassVersionError (Unsupported major.minor version 49.0)" というエラーが発生する件

Xcode 2.2 までは,ターゲット JavaVM のバージョン指定がデフォルトでは 1.4* になっていることが原因。これでは JavaVM のバージョンが 1.4.* でしか実行されず,1.5.* では実行されない。プロジェクト → アクティブターゲットを編集 → ターゲット VM のバージョン で,1.4+ (1.5固有の機能を使っているなら 1.5+ )を指定して再ビルド。

なお,Xcode 2.3 からは 1.4+ がデフォルト設定になった模様。

Java2 SE 5.0 Release4 を適用すると Swing アプリケーションでクリックが効かなくなる件

ATOK17 を使っているなら,Tiger対応アップデータを適用する。

OS X のターミナルの設定

デフォルトシェルの変更方法

デフォルトシェルを bash に変更するには,NetInfo マネージャ→ /users/username を選択し, shell を /bin/bash に変更する。

[追記] Panther からは,標準で bash がデフォルトシェルに設定されました。

ターミナルで日本語入出力を可能にする方法

~/.inputrc に,次の設定を加える。

set convert-meta off
set meta-flag on
set output-meta on

OS X 付属の emacs で日本語入出力を可能にする方法

OS X 付属の emacs をターミナルで使用する際には,ウィンドウの設定→ディスプレイ→文字セットエンコーディング を EUC に設定する。

~/.emacs に次の設定を加える。

(set-default-coding-systems 'euc-jp)
(set-keyboard-coding-system 'euc-jp)
(set-terminal-coding-system 'euc-jp)
(set-buffer-file-coding-system 'euc-jp)

~/.bashrc に次の設定を加える。

function myemacs
{
    stty raw;
    emacs $1 $2;
    stty -raw;
}
alias emacs="myemacs"

OS X 付属の ruby を最新版に置き換える方法

OS X 付属の ruby を最新版に置き換えるには,本家サイトから最新版のRubyのソースコードをダウンロードし,ターミナルで

tar zxvf ruby-1.8.6-p111.tar.gz
cd ruby-1.8.6-p111
./configure --prefix=/usr --enable-shared --enable-pthread
make
make test
sudo make install

とすればよい。

OS X の X11 関連の設定

Apple 純正の X11 をインストールした後に,必要な設定を行う。

X で日本語を用いるアプリケーションに対応する

mkdir ~/.MacOSX

として,~/.MacOSX ディレクトリを作成する。その中に,environment.plist というファイルを作成し,中身を次のように記述する。これは,LANG, LC_COLLATE, LC_TIME の3つの環境変数を 設定する内容である。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple Computer//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
    <dict>
        <key>LANG</key> <string>ja_JP.EUC</string>
        <key>LC_COLLATE</key> <string>C</string>
        <key>LC_TIME</key> <string>C</string>
    </dict>
</plist>

これが終わったら,設定を有効にするために,再ログインする必要がある。

パスの設定

/usr/local/bin, /usr/X11R6/bin にパスを通しておく。

.xinitrc の準備

.Xresources や .Xmodmap を利用したりするために,.xinitrc を用意しておく。

cp /etc/X11/xinit/xinitrc ~/.xinitrc
chmod 700 .xinitrc

Gnuplot のインストール

公式サイト Gnuplot Central から ソースをダウンロードして,term.h 中の 

#include "openstep.trm"

をコメントアウトして ,

./configure
make
sudo make install

する。

Fink のインストールと初期設定

Fink Project のサイトから,Fink の dmg ファイルをダウンロードして,インストールする。

その後,~/.bashrc に,次の1行を加えると,シェル起動時にFink用の諸設定がなされるようになる。

source /sw/bin/init.sh

これで,dpkg, apt, dselect, fink の4つのコマンドが実行できるようになる。

Fink を使った GIMP のインストール

MPEG Library のサイトから mpeg_lib-1.3.1.tar.gzをダウンロードし,/sw/src に保存する。そして,

fink install gimp

を実行すると,/sw/bin に GIMP がインストールされる。

GIMP で日本語を表示可能にする

GIMPインストール後,/sw/fink/10.2/stable/main/finkinfo/gnome/gtk+-1.2.10-13.info を編集して,XLOCALE を有効にする。具体的には,ConfigureParams: で始まる行の最後に,--with-local=ja_jp.EUC を追加する。

その後,次のように実行する。

fink remove gimp; fink rebuild gtk+; fink install gimp

Kterm, Canna, Kinput2 のインストール

現時点(2003/03/19)で,Fink では Kterm, Canna, Kinput2 は unstable 版しか用意されていないため,まず,unstable 版を取得できるよう Fink の設定を変更する。

/sw/etc/fink.conf の Trees から始まる行の最後に,

unstable/main unstable/crypto

を加える。

cannaのコンパイル時にはユーザ名とグループ名に,それぞれ「canna」が必要である。 これらの名称が無い場合は,コマンドラインから以下のコマンドで追加する。

sudo niutil -create / /users/canna
sudo niutil -create / /groups/canna

それから以下を実行する。

fink install kterm ; fink install canna ; fink install kinput2 ; fink install cannadic

次に,canna のサンプルの設定ファイルを ~/.canna にコピーする。

cp /sw/var/lib/canna/sample/sample.canna ~/.canna
chmod +w ~/.canna

コピー後の ~/.canna を編集して,use-dictionary 部を次のように変更する。

(use-dictionay
"gcanna"
"gcannaf"
;;"iroha"
"fuzokugo"
"hojomwd"
"hojoswd"
:bushu "bushu"
:user "user"
)

その後,ユーザーごとの頻度辞書を作成する。

mkdic -fq gcanna

Kinput2 を利用するために,環境変数 XMODIFIERS@im=kinput2と設定する。具体的には,~/.MacOSX/environment.plistの適当な行に,

<key>XMODIFIERS</key> <string>@im=kinput2</string>

を追加する。(これを有効にするために再ログインする。)

Kinput2 + Canna を利用するために,~/.xinitrcに次の2行を追加する。

/usr/local/sbin/cannaserver &
kinput2 -canna -xim

実際の日本語の使用法

まず,cannaserver を起動するために,OSを再起動する。

~/.xinitrcを編集し,xterm を起動している部分を,kterm を起動するように書き換える。

kterm -km euc -xim

ターミナルから startx で X11 を起動すると,kterm が開き,Shift + Space で日本語入力が可能になる。

アプリケーションをダブルクリックして X11 を起動した場合には,これらの部分が実行されないようなので, xterm から

kterm -km euc -xim

として kterm を起動後,kterm から kinput2 を起動する。

kinput2 -cannna -xim &

こうすると,Shift + Space で日本語入力が可能になる。

Mono のインストール

オープンソースの C# コンパイラ/インタプリタである Mono をOSXにインストールする。

公式サイトのダウンロードページ から dmg ファイルをダウンロードして,普通にインストールすればよい。

使用法

コンパイル

mcs hello.cs

C# 2.0 の機能を使う場合は

gmcs hello.cs

実行

mono hello.exe